121st JSPS seminar

121st JSPS seminar will be held on 27 October 2007 2 pm to 5 pm at the Main Meeting Room, 4th fl. Bild. 1, University of the Sacred Heart, as the Book Review Seminar of Shinro Kato’s Lectures on Augustine’s Confessions Books I-X. 1st Part: Chairperson, Takeshi Kato 1 Reviewer: Kenji Mizuochi, ‘On Memory (Lectures 12-15)’ 2 Reviewer: Hiroshi Kume, ‘Paul Ricoeur’s Interpretation on the Memory and Obliviation in Confessions Book 10’ 3 Reviewer: Yoichi Arai, ‘The Relationship between the Beginning of the Confessions and the Autobiographical Parts’ Author’s comment 2nd Part: Round Table Discussion

第121回教父研究会のご案内

第121回教父研究会は、加藤信朗著『アウグスティヌス・告白録講義』の書評会として、2007年10月27日(土)14時~17時、聖心女子大学1号館4階会議室において開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 第1部 司会、加藤武 1 水落健治「メモリア論について(第12講–第15講)」 2 久米博「『告白』第10巻における記憶・忘却論についてのポール・リクールの「解釈」」 3 荒井洋一「『告白録』冒頭の箇所といわゆる「自伝的部分」との関係」 お三方の報告と質問にたいする著者の意見と回答をうかがいます。 第2部 『講義』の全体について。どなたでものびのびと問いを出してください。

第120回教父研究会の会場変更のお知らせ

すでにご通知しました6月16日(土)の教父研究会の会場を、当日の大学側のやむをえない事情で、1号館4階の大会議室に変更させていただくことになりました。 大会議室の場所は同じキャンパス内の1号館4階にあります。当日は構内の標識に従って1号館の玄関からお入りくださり、その後はまた標識にしたがってお進みください。時刻その他はすでにお知らせした通りです。どうかよろしくお願い申し上げます。

120th JSPS seminar

120th JSPS seminar will be held on 16 June 2007 2 pm to 6 pm at the Blue Parlour, Marian Hall, University of the Sacred Heart. Chisato Tauchi (Sophia University), ‘Genesis Interpretation in the Book 12 of Augustine’s Confessions, from the viewpoint of Psalm’s Quotations.’ Takeshi Kato (Rikkyo University), ‘Beyond the Visual Language: Augustine, Enarrationes in Psalmos 41.’

第120回教父研究会のご案内

第120回教父研究会は、2007年6月16日(土)14時~18時に、聖心女子大学マリアンホール、ブルーパーラーにおいて開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 田内千里「アウグスティヌス『告白』第12巻における『創世記』解釈─詩編引用という観点から─」 『告白』第12巻における『創世記』解釈を先行する自伝的部分との思索の連続性において考えてみたい。両者を関連づけるものは詩編からの明示的な引用である。回心後の経験が語られた第9巻(詩編4の読誦経験)を考察した後、第12巻を検討する。 加藤武「視覚的言語のかなたに—Augustinus, Enarrationes in Psalmos 41—」 序 この『講解』(410年、ヒッポ)と『告白』との対応。── 1 見ることから聴くことへ ── 2 Quid est quod (caecus) Tobias videbat? ── 3 解釈の場 ── 結び 参加費 500円

119th JSPS seminar

119th JSPS seminar will be held on 31 March 2007 2 pm to 5 pm at the Green Parlour, Marian Hall, University of the Sacred Heart. Kyoko Nakanishi (Meiji Gakuin University), ‘Julianus’ Revival of the Traditional Roman Religions and the Neoplatonists of Iamblichus’ School in the Imperial Court.’ Horié Satoshi (Keio University), ‘Before and After Iamblichus.’

119回教父研究会のご案内

第119回教父研究会は、2007年3月31日(土)14時~17時に、聖心女子大学マリアンホール、グリーンパーラーにおいて開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 中西恭子「ユリアヌスの宗教復興と宮廷のイアンブリコス派新プラトン主義者たち」 メッセージ ローマ皇帝ユリアヌス(在位361-363年)は、宗教復興の展開にあたってエフェソスのマクシモスらをはじめとするイアンブリコス派新プラトン主義者を側近として宮廷に招請した。秘教主義者として知られる彼らの「プラトン的都市の建設」をめぐる活動の実態について考察する。 堀江聡「イアンブリコス以前以後」 メッセージ 哲学に「秘教」?を導入したイアンブリコス(AD 240/5-320/5年)を境に新プラトン主義は転機を迎える。いわゆる秘教、すなわち神働術(テウールギアー)とはいかなるものか、『ギリシア魔術パピュルス』(BC2世紀からAD5世紀ごろ)との比較も交えつつ、イアンブリコス『ポルフュリオスのアネボー宛書簡への師アバモンの返書』(俗称『エジプト人、カルデア人、アッシリア人の密儀』)を紹介したい。 参加費 500円

第118回教父研究会のご案内

第118回教父研究会は、2006年12月9日(土)14時-17時半に、明治学院大学 白金校舎本館1310番教室において開かれます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。 水落健治「カシキアクムでの自由学芸」 メッセージ 紀元386年11月上旬~387年4月下旬、ミラノでの回心を経験したアウグスティヌスは、キケロのトゥスクルムでの談義以来の伝統に連なる「自由な閑暇」otium liberum を求めてミラノ近郊のカシキアクムに滞在し、友人・弟子との対話の中にカシキアクム対話篇や自由学芸の書物を執筆した。この半年足らずの期間に行われた知的営為がいかなるものであったかについての研究は、これまで、もっぱら A.V.ハルナックが提起した「アウグスティヌスの回心についての論争」との関連で行われて来た。だがこの事態は、1975年と1990年に発見された新書簡・新説教の出現によって新たな局面を迎えたといってよい。今回の発表では、これらの新資料を踏まえつつ、カシキアクムで行われた自由学芸を媒介とする真理探求がいかなるものであったのかを、『秩序』第二巻、および『書簡26』に収録されているリケンティウスの詩を手がかりに明らかにしたい。 参加費 500円