123rd JSPS seminar will be held on 22 March 2008 2 pm to 5 pm at the Bldg. 1, 4th fl. Main Meeting Room, University of Sacred Heart. Shinici Muto (Daito Bunka University), ‘Good Pleasure (Eudokia) in the Antiochene Exegetical School.’
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第123回教父研究会のご案内
第123回教父研究会は、2008年3月22日(土)14時~17時、聖心女子大学1号館4階会議室において開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 武藤慎一「アンティオキア釈義学派におけるエウドキア」 メッセージ:西洋のキリスト教は、感情に関する事柄を低く見てきた。聖書では神に関しても感情表現が多数見受けられるにもかかわらず、古代教会の時代にはその精神的意味だけが重んじられる傾向があった。その中で、例外もあった。アレクサンドリア学派と双璧をなすアンティオキア学派である。特筆すべきは、その代表のモプスエスティアのテオドロスのキリスト論における神のエウドキア(喜び)の高い位置付けである。研究会では学派を紹介しながら、この問題を扱ってみたい。 参加費 500円
122nd JSPS seminar
122nd JSPS seminar will be held on 22 December 2007 2 pm to 5 pm at the Blue Parlour, Marian Hall, University of the Sacred Heart. Kenji Doi (Kwansei Gakuin University), ‘Negative Theology and Beneficence by Gregory of Nyssa.’
第122回教父研究会のご案内
第122回教父研究会は、2007年12月22日(土)14時~17時、聖心女子大学マリアンホール、ブルーパーラーにおいて開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 土井健司「ニュッサのグレゴリオスにおける救貧の思想と否定神学」 メッセージ:今年の五月に『司教と貧者─ニュッサのグレゴリオスの説教を読む』(新教出版社)を公刊しました。そのなかで今後の課題として記した救貧と否定神学の関連を今回考察してみたいと思います。否定神学を神秘思想としてではなく、救貧という社会的な文脈のなかで考察する可能性を探ります。救貧についてはグレゴリオスの説教 In illud quatenus uni ex his fecistis mihi fecistis を取り上げます。否定神学については『モーセの生涯』や『エウノミオス駁論』などからいくつかのテキストを考えています。 参加費 500円
121st JSPS seminar
121st JSPS seminar will be held on 27 October 2007 2 pm to 5 pm at the Main Meeting Room, 4th fl. Bild. 1, University of the Sacred Heart, as the Book Review Seminar of Shinro Kato’s Lectures on Augustine’s Confessions Books I-X. 1st Part: Chairperson, Takeshi Kato 1 Reviewer: Kenji Mizuochi, ‘On Memory (Lectures 12-15)’ 2 Reviewer: Hiroshi Kume, ‘Paul Ricoeur’s Interpretation on the Memory and Obliviation in Confessions Book 10’ 3 Reviewer: Yoichi Arai, ‘The Relationship between the Beginning of the Confessions and the Autobiographical Parts’ Author’s comment 2nd Part: Round Table Discussion
第121回教父研究会のご案内
第121回教父研究会は、加藤信朗著『アウグスティヌス・告白録講義』の書評会として、2007年10月27日(土)14時~17時、聖心女子大学1号館4階会議室において開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 第1部 司会、加藤武 1 水落健治「メモリア論について(第12講–第15講)」 2 久米博「『告白』第10巻における記憶・忘却論についてのポール・リクールの「解釈」」 3 荒井洋一「『告白録』冒頭の箇所といわゆる「自伝的部分」との関係」 お三方の報告と質問にたいする著者の意見と回答をうかがいます。 第2部 『講義』の全体について。どなたでものびのびと問いを出してください。
120th JSPS seminar
120th JSPS seminar will be held on 16 June 2007 2 pm to 6 pm at the Blue Parlour, Marian Hall, University of the Sacred Heart. Chisato Tauchi (Sophia University), ‘Genesis Interpretation in the Book 12 of Augustine’s Confessions, from the viewpoint of Psalm’s Quotations.’ Takeshi Kato (Rikkyo University), ‘Beyond the Visual Language: Augustine, Enarrationes in Psalmos 41.’
第120回教父研究会のご案内
第120回教父研究会は、2007年6月16日(土)14時~18時に、聖心女子大学マリアンホール、ブルーパーラーにおいて開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 田内千里「アウグスティヌス『告白』第12巻における『創世記』解釈─詩編引用という観点から─」 『告白』第12巻における『創世記』解釈を先行する自伝的部分との思索の連続性において考えてみたい。両者を関連づけるものは詩編からの明示的な引用である。回心後の経験が語られた第9巻(詩編4の読誦経験)を考察した後、第12巻を検討する。 加藤武「視覚的言語のかなたに—Augustinus, Enarrationes in Psalmos 41—」 序 この『講解』(410年、ヒッポ)と『告白』との対応。── 1 見ることから聴くことへ ── 2 Quid est quod (caecus) Tobias videbat? ── 3 解釈の場 ── 結び 参加費 500円