第120回教父研究会は、2007年6月16日(土)14時~18時に、聖心女子大学マリアンホール、ブルーパーラーにおいて開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。
- 田内千里「アウグスティヌス『告白』第12巻における『創世記』解釈─詩編引用という観点から─」
- 『告白』第12巻における『創世記』解釈を先行する自伝的部分との思索の連続性において考えてみたい。両者を関連づけるものは詩編からの明示的な引用である。回心後の経験が語られた第9巻(詩編4の読誦経験)を考察した後、第12巻を検討する。
- 加藤武「視覚的言語のかなたに—Augustinus, Enarrationes in Psalmos 41—」
- 序 この『講解』(410年、ヒッポ)と『告白』との対応。── 1 見ることから聴くことへ ── 2 Quid est quod (caecus) Tobias videbat? ── 3 解釈の場 ── 結び
- 参加費 500円