第124回教父研究会のご案内

第124回教父研究会は、2008年6月21日(土)14時~17時、聖心女子大学1号館4階会議室において開かれます。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。また、当日は2008年度総会も同時開催されることになっております。

  • 土橋茂樹「バシレイオス–エウノミオス論争における問題の所在」
    • メッセージ:周知の通り、アレイオス主義との論争は三位一体論の確立に大きな意味をもった。なかでも最も独創的かつ鋭敏な論客エウノミオスとバシレイオスとの間で展開された議論の数々は、ギリシア哲学への両者の豊富な学識を背景にした精緻なものであり、その詳細な検討が4世紀カッパドキア教父のより深い理解に繋がるものと思われる。そこで、本発表では、『エウノミオス駁論』で展開されるいくつかの議論にやや立ち入った考察を加えてみたい。

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