第115回教父研究会のご案内

第115回教父研究会は、2006年3月25日(土)14時-18時に、聖心女子大学マリアンホール、グリーンパーラーにおいて開かれます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

  • 佐藤真基子「アウグスティヌス『告白』第X巻における について」
    • メッセージ 自らの過去についての告白を終え、現在いかなる者であるかについて示すと宣言 (Conf. X, 4, 6) した後、アウグスティヌスは、自らの全てを知る者である神を探求している (5, 7-26, 37)。そしてこの神を探求する議論においては、「自分自身」と animus の概念が密接に関係づけて論じられている。この議論において論じられている animus がいかなる概念であるかを明らかにすることによって、現在自らがいかなる者であるかを告白することに、どのような意義が見出されているか考察する。
  • 岡部由紀子「“beata uita” 概念と倫理的思考の基盤─ Confessiones X」

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