2000–2009年の研究会

  • 第91回研究会(2000年1月12日)谷隆一郎「存在の現成のダイナミズム─受肉・神人性の教理と愛智との関わり─」
  • 第92回研究会(2000年4月15日)加藤信朗「アウグスティヌスの聖書解釈をめぐって─『神の国』からの視点─」
  • 第93回研究会(2000年6/7月)中川純男「幸福の生の記憶─アウグスティヌス『幸福の生』について」
  • 第94回研究会(2000年10月)Edouard Jeauneau, ‘Eriugena and Medieval Platonism’
  • 第95回研究会(2001年1月20日)鎌田伊知郎「プルデンティウスと殉教者たち」
  • 第96回研究会(2001年4月28日)加藤武「Continentia et Iustitia (Conf. 10.37.61)─アウグスティヌスと若きハイデガーにおける─」
  • 第97回研究会(2001年7月7日)森泰男「アウグスティヌス、『創世記逐語注解』における霊的被造物の〈向き直り〉について─アウグスティヌスの「コンウェルシオ」とプロティノスの「エピストロペー」の比較研究のために─」
  • 第98回研究会(2001年11月17日)樋笠勝士「アウグスティヌスの言語論」
  • 第99回研究会(2002年1月19日)片柳栄一「アウグスティヌスのコギトー─『三位一体論』第十四巻を中心にして─」
  • 第100回研究会(2002年4月20日)柴田有「青銅の蛇の物語─予型論の意義をめぐって」
  • 第101回研究会(2002年6月29日)水落健治「アウグスティヌスとストア哲学─『問答法』第六章〈言語起源論〉を中心に─」
  • 第102回研究会(2002年10月26日)谷隆一郎「自然・本性のダイナミズム─証聖者マクシモスにおける神化の文脈をめぐって─」
  • 第103回研究会(2002年12月21日)柳澤田実「ニュッサのグレゴリオスの情念論─『魂と復活について』を中心に─」
  • 第104回研究会(2003年3月15日)Pauline Allen, ‘The Life and Thought of A Heretic: The Case of Severus of Antioch’
  • 第105回研究会(2003年6月28日)上村直樹「聖書解釈と魂の上昇の階梯─アウグスティヌス『マニ教徒に対する創世記註解』をめぐって─」
  • 第106回研究会(2003年10月18日)今義博「エリウゲナにおける動と静─『ペリピュセオン』第一巻を中心に─」
  • 第107回研究会(2003年12月6日)秋山学「アレクサンドリアのクレメンス『パイダゴーコス』研究─コルプスにおける位置付けをめぐって─」
  • 第108回研究会(2004年3月4日)Neil McLynn「慶應のアウグスティヌス─十三世紀の写本とそれにまつわるミステリ─」
  • 第109回研究会(2004年6月26日)中川純男「アウグスティヌスにおける確実性の概念─『告白』第7巻から」
  • 第110回研究会(2004年10月16日)田子多津子「〈コスモス・ノエートス〉をめぐって─アレクサンドリアのフィロンの場合─」
  • 第111回研究会(2004年12月18日)土井健司「オリゲネスにおける神の存在とケノーシス」
  • 第112回研究会(2005年3月19日)松崎一平「アウグスティヌス『告白』第8巻における回心譚の効用について─「おこない」の意味─」
  • 第113回研究会(2005年9月17日)鐸木道剛「イコンと偶像」
  • 第114回研究会(2005年12月17日)久松英二「静寂主義者グレゴリオス・シナイテスにおける祈りの随伴現象─視覚体験、カルディア(心{臓})の熱、喜悦」
  • 第115回研究会(2006年3月25日)岡部由紀子「“beata uita” 概念と倫理的思考の基盤─Confessiones X」 ─ 佐藤真基子「アウグスティヌス『告白』第X巻における <animus> について」
  • 第116回研究会(2006年6月24日)設立三十周年記念特別講義: Robert Hill, ‘John Chrysostom, commentator on the Old Testament’
  • 第117回研究会(2006年10月21日)荒井洋一「暗い絵の構図―アウグスティヌス『神の国』22・22-24における悪の問題」
  • 第118回研究会(2006年12月9日)水落健治「カシキアクムでの自由学芸」
  • 第119回研究会(2007年3月31日)中西恭子「ユリアヌスの宗教復興と宮廷のイアンブリコス派新プラトン主義者たち」 ─ 堀江聡「イアンブリコス以前以後」
  • 第120回研究会(2007年6月16日)田内千里「アウグスティヌス『告白』第12巻における『創世記』解釈─詩編引用という観点から─」 ─ 加藤武「視覚的言語のかなたに―Augustinus, Enarrationes in Psalmos 41―」
  • 第121回研究会(2007年10月27日)「加藤信朗著『アウグスティヌス・告白録講義』」書評会
  • 第122回研究会(2007年12月22日)土井健司「ニュッサのグレゴリオスにおける救貧の思想と否定神学」
  • 第123回研究会(2008年3月22日)武藤慎一「アンティオキア釈義学派におけるエウドキア」
  • 第124回研究会(2008年6月21日)土橋茂樹「バシレイオス-エウノミオス論争における問題の所在」
  • 第125回研究会(2008年10月18日)樋笠勝士「アウグスティヌスにおける「音楽」の概念─『音楽論』を通して─」 ─ 名須川学「アウグスティヌス数理思想の17世紀における影響─マラン・メルセンヌのハルモニア論をめぐって─」
  • 第126回研究会(2008年12月13日)戸田聡「キリスト教修道制の成立─隠修制と共住制─」 ─ 桑原直己「隠修士と共住修道院─その東方的起源と西方的展開について─」
  • 第127回研究会(2009年3月28日)宮本久雄「身体を張る (extendere) アウグスティヌス」
  • 第128回研究会(2009年6月27日)高橋渉「擬ディオニュシオスのキリスト論」 ─ 袴田玲「神の光を見ることをめぐって─グレゴリオス・パラマスの擬ディオニュシオス解釈─」 ─ 北川恵「音楽による魂の上昇について─『音楽論』第六巻─」 ─ 横田蔵人「アウグスティヌスを逆から読む─『三位一体論』における実体の相互内在について─」
  • 第129回研究会(2009年9月19日)谷隆一郎「神的エネルゲイア・プネウマの経験と信─ロゴズ・キリストを信じるとはいかなることか─」
  • 第130回研究会(2009年12月12日)出村和彦「390年代のアウグスティヌスにとってのパウロ─『告白録』の骨格理解に寄せて─ 」